源次郎沢

f0156912_2355787.gif昨日は、丹沢の源次郎沢という沢に行ってきました。
←秦野市のページから拝借させていただきました。
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表丹沢の主峰・塔ノ岳から、南に向かっては大倉尾根が、f0156912_10262783.jpg南東に向かっては表尾根が伸びています。
源次郎沢は、その2つの尾根に挟まれた谷を流れる水無川の支流です。
丹沢の沢の中では、先日行ってきた春岳沢に次いで初心者向けの沢と紹介されているので、今回選びました。
出発は大倉です。
写真→は、大倉のシンボル、風の吊り橋。

f0156912_1039496.jpg大倉は、小田急線・渋沢駅からバスで15分ほどの、丹沢登山の最大の基地。
ここから、水無川に沿って林道が山間奥深くまで伸びていまして、まずはひたすらの林道歩きです。
←途中の水場、竜神の泉。
こんな小さな流れをたくさん集めながら、川は大きくなっていくんですね。
林道上の小さな水の流れには、カラスアゲハが水を飲むためにたくさん舞っていて、とても綺麗でした!
70分ほど歩いて、林道の終点・戸沢に到着。
河原にて遡行の準備をして、さあ、沢登り開始!

源次郎沢は、勾配がかなり急なんですね。f0156912_18231067.jpg最初から小滝の連続です。
平坦な河原みたいなところは、ほとんどありません。
ということは、面白いということです。
どんどん滝を登っていきます。
上の地図の“F”とは滝のこと。大きな滝には、下流から順番にF1、F2と番号がついています。
大きな滝は2つありました。F4とF5。写真→はF4です。
F4は、足場もたくさんあって登れそうだなと思ったのですが、下からだと落ち口の辺りがよく見えません。落ち口のすぐ下まで登って、いざそこから登れないとなると危険だと思ったので、巻くことにしました。
“巻く”とは、滝を登らずに、左右どちらかに逸れて、水の無い道を行くことです。
F4の巻き道は、地図にも「高度感があるので慎重に」とある通り、一カ所、崖でかなり危ない箇所を通ります。ひやひやものでした。

次のF5も巻きました。
どこから巻いたらいいのかな、と道を探していると、滝のすぐ左側の大きな岩に登れるように、残置ロープがありました。親切な方がいるんですね。

F5を過ぎると、水量は急速に減っていきます。
ほどなく、水が斜面から湧き出しているところとなりました。そこから上は枯れ沢です。
枯れ沢は、最初のうちは大きな岩がごろごろしていましたが、だんだん岩は石になり、石は砂や土になり、靴は地面にめり込む、1歩登って半歩滑り落ちる、土や、時には石を下へ落とす(後ろを登る人がいなくて本当に良かった!)。40°くらいある斜面を、そんなふうにかなり苦労しながら、えっちらおっちら登ります。とにかく左へ登れば大倉尾根に出ることは確実なので、迷っていないことは確信していたのですが、登っても登っても、まだ上がある。
枯れ沢登りは30分くらいかかりました。いやあ、心拍数も上がって、いい運動になりました!

そして突然、大倉尾根に出ます。ちょっと登れば花立山荘、という場所でした。
ちょうど私が出たところで休んでいるハイカーの方がいて、きっと向こうもちょっとびっくり。道の無いところから、ヘルメットかぶった変な人が出てきたのですから。
彼「沢ですか?」 私「これから塔ノ岳ですか?」などと話しをしながら、私は靴を履き替えます。

f0156912_18233349.jpg花立山荘まで登って、おにぎりタイム。
今日も沢の途中から霧が出てしまい、花立も霧の中。そして涼しい! 天然の冷房は気持ちがいいですね!
おにぎりを食べていると、目の端に何やら動く影が。
シカでした! しかも親子!!
びっくりさせないように口笛など吹きながら、こちらの存在を知らせつつ、じりじりと近寄ります。数㍍まで近づけました。子ジカ、可愛かったですね! 子ジカは好奇心旺盛なのか、一度どこかへ行った後もう一度戻って来てました。

花立でだいぶんゆっくりしたので、f0156912_1823463.jpg塔ノ岳へ登る気力と時間が無くってしまいまして、そのまま大倉へ下ることに。
霧はだんだん晴れてきていて、花立出発のときは→こんな感じ。
下る途中の見晴台からは、相模湾と遠く大島まで望めるいいお天気に変わり、さらに帰りの小田急線からは、塔ノ岳も大山も霧が晴れて、山頂まできれいに見えました!

源次郎沢もいい沢でした!
そして来週は、SHのツアーで、水無川本谷を塔ノ岳まで登ります。源次郎沢は、来週のための予行演習みたいなものでしたね。いやいや楽しみです ♪
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by letswalk | 2008-08-06 23:57 | 沢登り


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